平成14年2月1日号 
ダイエット

整形外科 小林 誠

 「あまり食べないのに痩せない」という言葉をよく聞きます。カロリーを消費しない体になっているからです。稼ぎが少なくても節約すればお金は貯まります。食べなくても痩せない人は,体が節約家なのです。

 では節約家の体を浪費家の体に変えることはできないのでしょうか?これは運動によって可能です。適度な運動を続けることによって、節約家の体が浪費家の体に変わります。運動していないと、脳が「あまりカロリーを消費しなくて良いのだな」と判断して節約家の体ができてしまうのです。こうなると少しぐらい食べる量を減らしても、体がもっと節約してしまうので減量できません。腹が減るだけ損ですね。

 少しぐらい運動しても、運動そのものによるカロリー消費は微々たるものです。しかし運動を続けることによって節約家の体が浪費家の体に変わるとしたらどうでしょうか?さほど食べる量を減らさなくても、体が勝手にカロリー消費して体重が減ってくれます。ダイエットの柱は食べる量を減らすことと運動することです。どちらか一方だけで痩せようとすると空腹に耐えられなくなるか、運動するのがいやになるか、いずれにしても長続きしません。適度に食べる量を減らし、適度な運動を続けるのが、長続きして確実に痩せる賢いダイエット法です。

 「有酸素運動を20分以上続けないと脂肪が燃えない」という説をご存じでしょう.「20分も運動できないや」とあきらめていませんか?5分でも10分でも運動は運動です.あきらめず続けていると,やがて体が慣れて20分でも30分でも続けられるようになります.さあ今日から運動を始めてみましょう!


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