平成17年9月1日号
抗がん剤治療(化学療法)は怖くない!
外科医師 櫻井 雅之
抗がん剤というと何を想像なさいますか?「髪の毛が抜ける」「気持ち悪くて何も食べられない」などといったマイナスイメージが先行しがちですが、「芸能人の誰々は白血病を克服した」といったようなプラスのイメージもあると思います。
私達外科では、乳癌や消化器疾患(胃癌や大腸癌など)の抗がん剤治療を行っています。
治療内容を分類すると、
@ 進行がんに対して、まず抗がん剤治療を行い、小さくしたり、遠隔転移を無くしてから手術をするための「術前化学療法」
A 手術で目に見える範囲の癌を切除した後に、将来の再発の可能性を少なくするための「補助化学療法」
B 再発してしまった癌に対するもの。
以上に分けられます。
近年では点滴ではなく内服の抗がん剤や、副作用を抑える方法や薬が発達してきているため、長期間の入院を要する治療は減り、日常生活を送りながら外来通院や短期入院で行う治療法が増えてきています。当院でも外来化学療法室ができ、ゆったりとした環境で通院治療が行えるようになっています。
・