平均寿命の伸長や生活習慣の変化によって、癌、心臓病、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病(成人病)が増加しており、現在、日本人の3人に2人が生活習慣病で死亡しているといわれています。
生活習慣病は病気の初期には、ほとんど自覚症状がありません。病気を早いうちに見つければ比較的容易に改善することができますが、病気が進行してからでは、もとの健康な状態に戻すことはたいへん難しくなります。従って定期的に健康状態を把握し、病気の予防や、生活習慣病などの病気の早期発見を心がけましょう。
戦後日本人のがん人口は増え続け、昭和56年以来死因順位の第一位を保ち続けています。
年齢別にはがんによる死亡をみると、年代が上がるにしたがって死亡率が上昇します。40〜50歳代では死因の半分は「がん」が占めており、働き盛りの命を奪う疾患として重要です。
部位別では、胃がんの死亡率が最も高かったのですが、最近では肺がんの死亡率が上昇し、平成5年以降、男性では胃がんを抜いてトップになりました。
一方、大腸がん、乳がんの死亡率も上昇しています。喫煙や食生活の欧米化などが要因としてあげられます。
しかしながら、がんは早期発見できれば、ほぼ100%治りますし、また「がん」が進行した場合でも治療ができるようになってきています。 近年、医療技術や検査方法の発達により、がんの治癒率は急速に上昇しています。そして、なによりも、がん検診による「早期発見・早期治療」が大きく貢献しています。特に検診を実施している各がん項目に関しては、早期発見による治療効果が非常に高いことが特徴です。
次のような症状は、がん特有なものではなく、他の病気も見られがちな症状です。該当項目があれば、不安がることなく、速やかに受診し、少なくても年1回は検診を受けましょう。
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