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泌尿器科のご案内

泌尿器科 写真1

泌尿器科 写真2 前立腺癌、腎癌、膀胱癌、腎盂尿管癌、精巣腫瘍などの悪性疾患をはじめとして、前立腺肥大症、尿路結石、膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染症、女性に多い尿失禁、男性不妊症、小児泌尿器科一般(真性包茎、停留睾丸、膀胱尿管逆流、先天性水腎症など)、と泌尿器科領域の幅広い診療を行っています。  特に50歳以上の男性には、泌尿器科癌検診として、外来にいらっしゃるすべての方に年1回のエコーと前立腺の触診、前立腺腫瘍マーカーのチェックをお勧めしております。このため当科では、特に症状の無かった方や前立腺肥大症や尿路結石などの良性疾患で通院されていた方の中から前立腺癌、腎癌、膀胱癌などの泌尿器科癌が早期に発見され、根治されておられる方の数が非常に多いのが特徴です。また、診断から治療(薬物療法や手術療法)にいたるまで、一貫して泌尿器科部長菅野が責任を持って、他スタッフと共に行います。誰の担当になるかわからない大病院に比べて、安心して任せていただけるのもこの規模の病院の長所と考えております。

 外来診療は菅野の他、村上、保田、大学からの非常勤医師2名、の各医師が交代で行っていますが、その診断と治療方針は各自が勝手に決めることはなく、常に菅野と診療に当たった医師らが相談をして決定します。場合によっては、よりよい治療を受けられる施設を紹介する場合もあります。医師は全員横浜市立大学医学部泌尿器科医局から派遣されています。外来はいつも混雑しているため待ち時間が長くなってしまいがちですがどうかご容赦下さい。

 前立腺肥大症の内視鏡手術(TURP)は菅野赴任以来14年余で約700例施行しています。通常TURPは数%に輸血を必要とされますが、当院では全ての症例を無輸血で終了しています(もちろん自己血も必要ありません)。さらに、大きい前立腺肥大症では1回のTURPで切除しきれない場合があるとされますが、全ての症例を1回で終えています(最高切除量101g 切除時間1時間以内)。さらに術後も皆様に定期的な検診をお薦めし、TURP術後の患者さんの3%に、前立腺癌を早期発見し治療してきました。

 2006年より、腎癌、腎盂尿管癌、副腎腫瘍などの手術には、大学から泌尿器科腹腔鏡手術認定医を招いて腹腔鏡下での手術を施行しています。従来に比べて非常に小さな創ですむため、術後の痛みも少なく、回復も早く、よい成績です。

 2007年より前立腺の手術には内視鏡の補助を導入したミニマム創手術を施行しています。従来より小さな創でありながら、拡大視野で丁寧に手術を行います。また前立腺癌の手術では通常切断する勃起神経も、癌が大きくない場合はできるだけ温存するよう心がけています。また前立腺癌などの出血の多いことが予想される手術には、多くの場合手術前に輸血用の血液を1000 ml 前後自分で貯血し(自己血)、98%の症例を輸血無し(自己血のみ)で終了しています。

 2007年から2008年にかけて前立腺癌を発見するための前立腺生検の方法も変更しました。2泊3日の入院期間を必要とする代わりに、腰椎麻酔をかけて完全に無痛状態とし、従来の8〜10箇所の組織サンプリングを10数箇所から20箇所に増やしました。出血や感染などの合併症も減り、早期がんの生検陽性率(がんの見つかる割合)も50%に上昇しました。

 尿路結石の治療には、2005年8月に結石砕石装置(ESWL)を導入していますが、固い石などには尿管鏡を使ったTULという方法も試みています。医学や医療機器の進歩に負けないよう、日々皆で研鑽してゆきたいと考えております。

 

担当医師 (専門分野)

菅野 ひとみ(泌尿器科部長)
昭和61年 横浜市立大学医学部卒
医学博士、横浜市立大学医学部非常勤講師、日本泌尿器科学会認定指導医、専門医、日本がん治療認定医、暫定教育医。
1995年1月赴任。最近の学会論文活動は前立腺癌関連が多い。 
 
村上 貴之(医長)
 
 
 
 
保田 賢吾(医員)
 
 
非常勤医 2名
横浜市立大学泌尿器科医局より派遣

入院可否

可(緊急応需)

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